対策レベルⅠ 水回りを暖かくする:低断熱性能の場合、水回りの断熱リフォームと暖房設備の設置の組合わせを第一に検討します。断熱性能が現行基準に近い場合は、暖房設備を水回りに導入し、良好な温熱環境に近づけることを検討します。
対策レベルⅡ 日常生活空間を暖かくする:健康維持・増進の効果を得るためには、日常的に長い時間を過ごす場所の対策が基本です。日常生活空間に水回りを含めた断熱区画を設け、身体への健康影響が大きい空間の対策を検討します。
対策レベルⅢ 住宅全体を暖かくする:ここまでくるとかなりの水準となり、良好な温熱環境を形成するうえで最も理想的な対策です。断熱リフォームの費用が増えるため、1階全体など範囲を絞って費用対効果の高い計画案を検討します。