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松村: |
山アさんにしてもご家族の皆さんにしても、このような活動を経験しているからこそ考えたことがたくさんあるようですね。
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山ア: |
松村先生の著書『空き家を活かす』の中に「小さな物語」という言葉がありました。振り返ってみると、大きな物語ばかり求めていたように思います。「小さな物語」でも共感があればふつふつと増えていくだろうし、増えていけばいずれ「大きな物語」も生まれるのかもしれない。「大きな物語」ではなく「小さな物語」に多くの人が着目するようになると、色々な人がやっていることや内に秘めたものが表に出て見えてくるのではないかと思います。
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鈴木: |
小さいけれども、閉じていないですよね。先ほど説明して頂いたように、様々なテクノロジーや地域の出来事にも深く繋がっていて、広がりがある。草履のエピソードなどは普通であれば誰も覚えていないけれども、そのようなどこにも残らないことが思い出される場になっていると感じます。
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