オーフスには身近に魅力的な場所が多かったのでご紹介したいと思います。
大聖堂は使われていないときであればだれでも自由に入ることができます。このような天井の高い静かな空間は日本にはなかなか無くて残念ですが、オーフスでは考えごとをしたいときや気分転換したいときによく訪れていました。
オーフス市庁舎はアルネ・ヤコブセンがデザインしたものです。この塔の計画は最初はなかったのですが、まちのシンボルが欲しいという市からの要請でデザインされました。
市庁舎横では、冬には水を撒いてスケートリンクがつくられます。これも数百円で利用できるもので、よく子どもたちがスケートをしていました。
こちらは古い建物を利用した消防署です。
こちらはオーフス大学です。
こちらは海岸と、森の中を抜ける自転車道と道路です。自転車道がとてもよく整備されていて、自転車があれば、どこでも行けることが、デンマークの特徴の1つです。
こちらはデンマーク語ではコロニヘーヴというのですが、ドイツやイギリスでもよく見られる市民農園です。デンマークでは日本と異なりまちの中心地にお庭を持つ一戸建の住宅はないため、小さなお庭と小屋をセットで分譲したり、貸したりするものがまちのすぐそばにあります。コロニヘーヴに住むことは法律で禁じられており、水道や電気が通っていないところが多いのですが、デンマーク人は自然を愛する人が多く、よく利用されています。
郊外に行くと緑が多くなります。このように家の間に緩衝帯となる緑を巡らせて、お互いに緑を楽しむことができるつくりが、住宅地が多くみられました。長屋形式の住宅においても、子どもが遊べる緑の多い公園がよく整備されていました。塀がなく、せいぜい生垣程度ということが、デンマークの住まいの一般的な姿です。
こうした魅力的な場所が5km圏内で収まり、自転車ですぐに訪れることができました。