学習活動 |
指導支援 [●は評価の観点] |
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休憩時間の和室の使い方の現状を知らせる。 |
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和室の現状(利用頻度、使い方など) |
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和室の問題点の有無 |
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2. |
1年生の子どもたちの和室の使い方についての問題点や改善点を考える。 |
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1年生の子どもたちにとって必要な和室の使い方を考えさせる。 |
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和室の使い方の問題点を整理させ、どこをどのように改善していけばよいかに着目させる。 |
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室内環境の整え方(EX:襖を取り除き、広く使う。障子を開けて採光を取り入れ室内を明るくする。靴を置く場所を決めて出入りしやすくする。襖で部屋を仕切り目的に応じて部屋の使い方を分ける。)を考えさせる。 |
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和室の使い方のル−ル(和室での遊び方や時間、順番、場所など)を考えさせる。 |
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3. |
1年生が安全で安心して楽しく和室を使えるようにできるためのガイドブック「和室マップ」を作成する。 |
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1年生だけでなく和室を使う人のことを考えるよう意識させる。 |
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和室の室内環境を整えるための工夫を考えさせる。 |
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採光、照明、通風、換気、音への配慮 |
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広さや間取り |
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遊びの種類や遊び方 |
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使い方のル−ル |
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安全性 |
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ほっとできる居心地のよさ |
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工夫したところを焦点化して発表させる。 |
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1年生の和室の使い方で何を問題点としてとらえ、どこをどう工夫し改善したかについて発表させる。 |
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発表を聞く時に友だちの工夫点に着目するよう促す。 |
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自分と同じところを取り上げた友達との共通点や相違点、工夫したところに気付かせる。 |
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自分と異なるところを取り上げた友達の工夫したところに気付かせる。 |
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友達の工夫したところを通して、快適な和室を考える時に生活者の視点が大切なことにも気付かせていく。 |
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生活の創意工夫 |
A: |
1年生だけでなく他の学年の子どもたちや和室を使う人のことを考えて、だれもが過ごしやすい快適な和室としての工夫がある。 |
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B: |
1年生のことを考えて過ごしやすい和室としての工夫がある。 |
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C: |
自分が過ごしやすい和室として考えているが、工夫は見られない。 |
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5. |
「和室マップ」を再度見直し、和室についての改善点が他にないかどうかを考える。 |
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だれが使う生活空間であるか、どのように工夫すれば今よりもっと改善され快適な和室となるかについて考えさせる。 |
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本時の学習を通して、自分が創った和室について改善点があるかどうかを再度見直しさせ、次回への学習課題を意識させる。 |
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