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下記の生徒の感想に見られるように、生徒たちにとっては身近であるはずの住居に関 してこれまでじっくり考える機会が少なかったことが伺える。今回の授業を通して自分 の生活を振り返り、今後の生活に活かそうとする関心や意欲が見られた。 |
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<女子> |
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最初はただ間取りを考えて、置きたい物を置いていくだけだったし、どうやったら悪いところを良くできるのか、わかりませんでした。だけど「これはこっちに置いて、これは横にずらすといいんだよ。」とかいろいろわかりやすくゲストティチャーの方から説明してもらえたので、前よりもずっと良い部屋にすることができました。とてもうれしかったです。
5時間目のコンピュータ室での授業ではどうやったら家族の人たちやお客さんが気分を悪くしないで暮らせるかがとてもよくわかりました。自分の家もそれを参考にして変えてみたいと思いました。
部屋のことととか今まではあまり考えないで、置ける場所に物を置いていたけど、どうしたら良いのかがわかりました。
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<成果として> |
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生徒同士による相互評価やゲストティーチャの方からのアドバイスを参考にしながら、コンピュータを活用し、家族が集まりやすく快適に生活するための間取りの工夫や配慮すべき事項をとらえさせることができた。 |
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事前にゲストティーチャの方との打合せを十分に行うことで、生徒の実態に合ったアドバイスを受けることが可能となり、生徒にとっても住空間を快適にする要素に気づき、家族が集まりやすい快適な場所づくりのための工夫や方法についてとらえさせることができた。 |
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コンピュータ(間取り作成ソフト)を利用することで、視覚的に間取りを把握することが可能となり、体験的、創造的な活動を通して、実際に生徒自身の家庭で実践してみようとする意欲を高めることができた。 |
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<課題として> |
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技術・家庭科担当教師のTTや住居に関する専門的視点からゲストティーチャを活用を図る上で、技術分野、家庭分野担当者の役割や住居に関してどこまで指導すべき内容であるのか、あらためて確認検討する必要あろう。 |
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マルチメディアの特徴と利用方法に関する知識を身につけるために、利用するソフトウェアの活用方法や生徒の取り組みに対する評価の方法などあらためて検討する必要があろう。 |
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