7) まち資源活用
- まちの資源活用を検討するワーキンググループも立ち上がりました。めじろ台の丁目単位で、へそになる部分をつくることができないかということで、空き家・空き地の活用や、めじろ台会館・学童保育・高齢者施設といった、資源の駆使を検討しています。
- 資源活用は用途地域の問題にぶつかることになります。都市計画上の課題をどうすれば乗り越えられるかというお話も始まっています。
- 「オープンガーデン」は、住民が自宅で育ててきた花を見てもらおうというイベントで、年に数回行われています。
8) 未来づくり
- 駅前でのイベントや「オープンガーデン」などに、一旦まちから離れた息子・娘や孫、新しい人が来てくださり、その数パーセントでもこのまちに住みたいなと考えていただければ、まちが活性化していきます。そうした連鎖的な活性化の、最初のボタンを押すということがとても大事です。
- まちなみを美しく保つこともとても大事です。まちが“ズタズタ”だと新しい人も来ないし、家を売ろうと思ったときに安い値段でがっかりするということになります。美しいまちなみのルールをどうやってつくるかということを、行政と進めることが話し合われています。
- また情報発信力の大事さも考えられています。「このまちいいよね」を自分達だけでなく、外に積極的に発信するために、まちの比較的若い人たちが担い手となってホームページの作成をしています。
- 企業にとっても、ビジネスを進める上で、住民と仲良くやる必要があります。大きな事業でまちの抜本的に変えていくこともできなくても、少しずつ扉を開け合うとか、譲り合って皆の空間をつくるといったことが求められていると考えています。