まちなみに配慮した住まいづくり
 −部位別提案手法マトリックス−
「外構・4.階段」

室内にあって、階段は設計上さまざまに配慮、演出されているが、屋外ではコンクリート等その素材感から硬く味気ないものになりがちである。住まいのアプローチの部分であることを考えて、楽しく魅力的なものにしたい。同時に安全性が最も優先される場所である。蹴上や踏み面寸法以外にも、足元が暗がりにならない照明計画、雨で滑らないこと、明るすぎる日中の視覚効果など素材には配慮したい。
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用語解説
期待できる効果で絞り込む:
I.安心
期待できる効果:I.安心・出入りの安全性を保つ
具体的手法:形態を工夫する
適用分類:−
改善レベル:新築レベル
敷地延長部分に緩い勾配の木製階段。柔らかな印象で住み手の好みを表現


II.快適
期待できる効果:II.快適・調和した穏やかさを出す
具体的手法:形態を工夫する
適用分類:−
改善レベル:新築レベル
緩やかなカーブの階段、植物と石積みとの構成で野趣あふれるつくり


III.楽しみ
期待できる効果:III.楽しみ・地域特性を活かす
具体的手法:素材を工夫する
適用分類:−
改善レベル:新築レベル
風土に根ざしたデザイン。素材の組合せが美しい。沖縄の例
期待できる効果:III.楽しみ・季節を感じる
具体的手法:植物を配置する
適用分類:−
改善レベル:新築レベル
掴みやすい手摺と多種類の植物の縁取りが長い階段を楽しくしている
期待できる効果:III.楽しみ・住まい手の演出を促す
具体的手法:形態を工夫する
適用分類:−
改善レベル:新築レベル
手摺壁のデザインでさまざまな演出が可能となる
期待できる効果:III.楽しみ・住まい手の演出を促す
具体的手法:植物を配置する
適用分類:−
改善レベル:DIYレベル
鋳物のアプローチ階段にツタを絡ませて独特の印象を生み出している



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