●まちなみ配慮のポイント |
計画地には築40年を経た5階建30戸の箱型の賃貸集合住宅が前面道路に近く建っていたが老朽化に伴い建替えとなった。これを機にまちなみを一新するため以下のことを計画した。
- 道路に面してあった石積み擁壁を撤去し敷地を道路レベルとそろえ、まちに対して駐車場のあるオープンな空間をつくる。
- 住宅は2戸1単位の勾配屋根付とし単位ごとにゲートを設け、各住戸へアクセスする。建物を分節化して戸建風集合の外観をつくる。
- 前面オープンスペースに15本の夏みかんを植え、まちゆく人に黄色い実を楽しんでもらう。
このようにして「戸建風の集合」の家なみと「夏みかん物語」のまちなみはつくられた。
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