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断熱改修の計画を立て工事を実施するためには、まず温熱環境の現状を把握する必要があります。温熱環境を把握する簡単な方法としては、普段体感する「夏の暑い場所・冬の寒い場所」、「夏涼しい場所、冬暖かい場所」といった情報を部屋ごとに整理してみるとよいでしょう。 今回は、サーモカメラとおんどとり(温湿度を一定間隔で自動的に計測し、そのデータを蓄積できる温湿度計)を使用して、温熱環境の把握を実施しました。 INDEX: |
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■サーモカメラによる撮影結果
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・上階のベランダによって陰になっている床面@は、直射日光が当たっている床面Aに比べて温度が低い事がわかります。 |
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・窓ガラス@の温度が、壁面Aに比べて温度が高くなっている。 |
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■C:家事室西側の窓と壁面の写真(上:可視画像、下:熱画像) | ||||||||||||
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・窓ガラス@が壁面に比べて温度が高くなっている。また、直射日光が当たっているため、居間南側の窓ガラスよりも温度が高くなっている。 |
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■D:主寝室北側の窓と壁面の写真(上:可視画像、下:熱画像) | ||||||||||||
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・北側の窓ガラス@や壁面Aは、他の部屋に比べて日光の影響が小さいため温度が低くなっている。 |
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サーモカメラの撮影により以下のことが確認できました。 |
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居住者が感じる温熱環境や暮らし方に関して、ヒアリングを実施しました。 ⇒次回は、撮影結果と居住者ヒアリングを踏まえた上で、断熱改修の範囲や手法を検討します。 |
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