受賞者名 千野保幸、千野惠美子
作品名 こころを育てる家
上下のコミュニケーション


●まちなみ配慮のポイント
 前庭をコミュニティスペースとして地域に提供した住宅。
 敷地は行き止まりの道に数棟ぶら下がるよくあるミニ開発の内のひとつである。車が通り抜けない行き止まりの道に接するように前庭設けた。その庭は地域のオープンスペースとなり、子供達の遊び場など、様々な使い方による地域のコミュニケーションの場となっている。一角にたつハナミズキは白い外壁に栄えてシンボルツリーとなっている。前庭側の外壁に窓を設けず、プライベートを確保することでオープンスペースは成り立っている。
 画一的なまちなみになりがちな、よくあるミニ開発において、変化とコミュニティを与えるひとつの回答と考える。
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