●まちなみ配慮のポイント |
○圧倒的な緑量
○独特の植栽手法
○角地の立地を活かして街並景観の向上に貢献
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講評
既存の街並みの中でそれがユニークであるという事が、街並みにとって良いと意識されている、そんなケースだと思います。個人の思い入れで、ほとんど植栽が不可能ではないかと思われる部分に、ぶどうや園芸種であるゼラニウムなど好きな植物を植えて育てています。また、クリーニング店とか美容室の方には花好きの人が多いように見受けられ日常的に人の出入りも多く、植物の話題で話も弾みます。細やかな愛情を持って育てたツタ類とか鉢物を使った園芸的な手法が、植物を通してコミュニティーを生み、同時に街並みを形成していきます。街の中を探すと、ここで株分けしたものがあちらこちらに散らばってつながっているはずです。エクステリアの中の植栽の持つ力を使って成功している例です。
「まちなみ住宅」100選 審査委員会
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