●まちなみ配慮のポイント |
規模の大きい住宅であるが、できる限り建物のボリウム感を低減し、街並みに配慮した美しい外観とすることを考えた。
軒の深い天然スレートの屋根(濃灰色)、質感のある磁器質タイル貼りの外壁(さび御影色)と花崗岩の塀(桜灰色)など、自然素材にこだわった美しい外観としている。それぞれの素材の色や質感については、周辺の街並みに配慮して選定している。
建物を分節しそれぞれに切妻屋根を掛け、敷地内段差を生かして地下居室をとるなどの工夫により、建物のボリウム感を低減している。また、道路から建物をできる限りセットバックさせるとともに前面の空地に、シラカシ、ケヤキ等の植栽を置き、幹線沿いの街並みに広がりとアクセントを与えている。
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