柏プロジェクト
−住宅メーカーに期待するこれからの高齢期の住まい
(4) 豊四季台地域における地域包括ケアシステムの具現化
我々は柏プロジェクトとして、柏市の豊四季台団地におきまして、平成21年度に、地域包括ケアと在宅医療システムのモデル構築を進めてまいりました。当時は地域包括ケアという概念はありませんでしたが、エイジング・イン・プレイス、つまり「できる限り元気で、弱っていても安心して住み続ける」という、地域包括ケアと同じ理念で進めました。
豊四季台団地はURが昭和39年につくった団地ですが、現在の高齢化率は40%になっています。団地の特徴は同じ時期に同じ世代の方々が入居するため、一気に高齢化が起こることですが、豊四季台団地はその最前線の団地です。豊四季台団地を含む、人口2万数千人の豊四季地域において、出歩きしやすい地域づくりを進めました。
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