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◆住宅双六 |
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京阪奈NTと千葉NTで調査を実施
最初は親の家→賃貸→持ちマンション→持ち家 というステップが50才までの現状
その後、リフォーム、高優賃やケア付き住宅への住みかわりの理想が読み取れる。
港北、多摩でも同様の調査をすればもっと明らかになってくるはず?
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◆残された配偶者への贈り物、男女で大きな意識の違い |
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一般的に男性の方が女性より早く亡くなり、残された妻は約10年近く単身で生きなければならない。そこで、「残される配偶者に何を残したいか?」という質問をした。
男性は、貯蓄 保険 株といった財産を考える人が多数であり、女性は、貯蓄の他に、ケア付き住宅や相談や助けてくれる人、といった回答が多かった。
女性がいかにひとりで生きていくかという現実を直視していることがわかる。
男性の意識は20世紀から変化しておらず、女性の方がいかに生涯を楽しむか、安心して暮らすかという時代の流れを敏感に感じているのだろう。 |
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◆ 高齢者の財布を動すには |
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今、政府も自治体もお金がない。しかし国民、特に高齢者はお金を持っている。これからは高齢者の資産をいかに循環させるか?高齢者にお金を使わせるか?がポイントになってくる。
実際のところ、使えない、使うところがない。
高齢者の資産、半分は持ち家であり、動かせない、使えない資産である。また、老後の生活費、災害費など不確定要素が多いのも資産を動かせない原因の一つである。さらにそれを超えて、出資したくなる魅力的なものがないという供給側の問題も上げられるだろう。
定年後の不安という調査からもわかるが、生活費の不安については定年前世代が47%なのに比べ、定年後世代は15%であり、いざ暮らしてみるとなんとかなるというのが実状である。
自立して生活しようとする高齢者が増えてきている、しかし、配偶者が先立ったり、要介護になったりと不安は尽きない。この部分を商品として供給されていないのも事実であり、老後の安心を買う=それ相応の住宅、生活を買う
という供給形態が出てこなければならない。
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◆ グループリビング ライフリー荏田 |
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東急ホームとNPOがコラボレーションして設立。高齢者が自立しながら共に暮らすグループリビング。一人暮らしの元気な高齢者が、賃貸で気軽に趣味や学習に専念できる環境がここにはある。
ライフリー荏田は、地域医療とどう連携するか?また地域支援をどうするか?という点を重視し、「様々な生き方を、自分で選択し、自立していく」というスタイルを確立している。
食事に関しては地域ボランティアに全部まかせたり、音楽パーティなどに地域の人を招き入れたり、昼間は入居者の茶道教室、地域への食事会等として開放したり、と地域資源(人材)と関わり合いながら暮らすことができている。
ライフリー荏田のようにNPOが施設運営をする場合、地主に対する信用力がNPOだけではまだ十分ではない。この点、企業とコラボすることで地主の不安を解消できるのが特徴である。
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◆奈良の法隆寺コーポラティブハウス |
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法隆寺の近くに、コーポラティブハウスを設立。特徴的なのは運営方式であり、ここでは入居者自らが出資し株式会社をつくり、その運営する住宅に店子として入居するという方式をとっている。入居者(株主)たちはそれぞれの長所を活かして、暮らしている。これがボケ防止にも一役を買っているらしい。
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