団体名 |
谷中学校 |
活動地域 |
台東区谷中界隈(谷中・根津・千駄木・池之端・上野桜木・・) |
設立年月 |
1989年7月(平成1年) |
問合せ先 |
寄合い処(TEL/FAX;03-5685-1995)
〒110-0001台東区谷中7-17-6 |
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役員(運営人) |
椎原晶子(東京芸大助手・環境デザイナー)手嶋尚人(初音すまい研究所代表取締役・建築家)西河哲也(計画技術研究所・地域プランナー)村山節子(谷中芸工展)川嶋玄星野欣司 |
事務局 |
常駐はいない。運営人(6人)・運営お助け人(10人)ともボランティア。 |
協力専門家 |
会員に都市計画、建築、環境デザイン、税務会計等多くの専門家を抱える。会員個人のネットワークも活用。 |
組織・運営 |
運営人会週1回(水曜)「六の会」(毎月六日)で各プロジェクトの承認や全体の運営調整を実施。各PJは独立採算。収益の一部は学校に還元。 |
対地域住民 |
谷中地区まちづくり協議会事務局を手嶋が担当(H12発足。町会連合会、仏教会、コミュニティ委員会、商店会参加)。谷中コミュニティ委員会に参加(椎原・手嶋・西河)。地域内外の各種団体や個人とネットワークを形成しPJでマルチに活動する下町・新世代の団体。 |
地域の概要 |
多くの寺院と広大な霊園がある江戸400年来の歴史と伝統のある寺町。都心に近いのに緑の多い静かな町であり、震災、戦災で焼けなかった家、町並みが多く残る。近現代の文学者や芸術家が多く暮らした町でもあり、「法事」や「まち歩き」で訪れる人も多い。1種中高層住専及び1種住居地域都市計画道路はあるが執行目途なし。 |
過去の活動→実績 |
@地域再認イベント/93年〜第1回谷中芸工展(以降毎年10月開催)97年〜谷中みどり巡り |
A地域調査発行/93年「谷中アートロードマップ」95年「谷中寺町花の町」99年「谷中寺町散策マップ」[谷中案内PJ] |
B建物保存再生/90年蒲生家再生(現寄り合い処)94年銭湯「柏湯」ギャラリーとして再生 |
B建物保存再生/97年まちとすまいの相談室→木の住まいお助け相談会PJ(NPOたいとう歴史都市研究会) |
B生活環境保全/99年〜土の復権PJ00年〜初音の道・環境アートPJ坪庭開拓団PJ |
B生活環境保全/98年「ライオンズマンションと谷中の町を考える会」を支援→00年不動産学会業績賞(合意形成) |
Cアドバイス・提言/93年「下町型住宅のあり方に関する調査」(台東区)99年「密集市街地町づくり活動調査」(BL) |
D情報ネットワーク/00年寺小屋ネットPJ(谷中学校を通じた学生どうしのネットワーク、各種イベント参加・合宿・発表会) |
活動記録 |
谷中学校案内書(H14) |
活動目的 |
谷中界隈の生活文化を大切にし、まちの魅力を育て未来に受け継ぐために、関連した活動を支援し、良好なネットワークを形成することを目的とする。活動の成果を地域に根ざしたまちづくりの例として、谷中地区及び他地区、地域において、広くまちに還元する。 |
活動内容 |
谷中界隈の@地域資産を広く住民が再認できるイベントの企画運営A地域資産を調査し編集発行する活動B歴史的景観や生活環境の保全育成活動C歴史的文脈や生活環境を育む建設行為に係る活動D地場技術を保全育成する事業E情報の交換を円滑に進める活動。 |
会員総数 |
200名(年会費3000円)各種イベントや調査には多数の学生が実働部隊として参加か? |
活動資金 |
年会費・「寄合い処維持協力金(寄付)」・「プロジェクト協力金(収益金の還元)」補助金・助成金 |
NPO認証 |
なし。プロジェクト活動である木の住まいお助け相談会は「NPOたいとう歴史都市研究会」が実施。 |
行政との関係 |
調査受託や各種審議会委員となり、提言する。東京都景観審議会H12.13年度都民公募委員(椎原)。台東区緑の基本計画審議会H12年度区民委員(椎原)。東京都社会教育関係団体に対する補助金(H13)。台東区まちかど景観コンクール「まちかど賞」(H7)。東京都美しい景観づくり活動団体賞(H8) |
住宅建設動向 |
長屋(寺院が地主で、大家は借地人)は修復すれば、古さを良しとする若い入居者もいるとの事。町屋は、前面一部を修復保存して、後を建替える事例がある。リフォーム需要が主と思われる。相続の問題で、更地となるケースがある。大規模マンションの建設も増え出している。メーカー住宅は耐火外壁住宅、アパートの事例があるが、相対的に少ないと思われる。 |