住宅ローン減税及び買い換え事例の実態調査報告
3.調査結果
3-3 住宅の区分別、世帯年収と世帯主年収・住宅取得費の年収倍率

(1)世帯年収と住宅取得金額の平均像と世帯年収倍率
 住宅取得者の世帯年収の平均は、908万円で、その内の世帯主年収は792万円と87.2%である。
 住宅取得金額は、土地を購入し建築が一番高く、5.639万円で、分譲マンションが4752万円、建売が4444万円、土地負担の無い戸建て注文住宅が3213万円である。合計平均4298万円。
 世帯年収の倍率の平均をみると、住宅取得金額に比例して、土地取得+注文住宅が5.9倍、建売と分譲マンションが5.2倍、そして戸建て注文住宅が3.8倍である。
 世帯年収倍率の内訳は、5倍以上が土地取得+注文住宅では8割を占め、建売と分譲マンションでは6割以上(63.8%、65.1%)を占めている。
 
(図表5 住宅の区分別、世帯年収・世帯主年収・住宅取得金額・年収倍率)
  戸建て注文住宅 土地取得+注文住宅 建売分譲住宅 分譲マンション 合計
平均世帯年収 855万円 961万円 851万円 997万円 908万円
平均世帯主年収 745万円 802万円 786万円 937万円 792万円
世帯主年収の割合 87.1% 83.4% 92.4% 94.0% 87.2%
住宅取得金額 3213万 5639万 4444万 4752万 4298万
世帯年収倍率 3.8倍 5.9倍 5.2倍 4.8倍 4.7倍
世帯年収倍率の内訳と平均
3倍未満 23.7% 1.8% 4.3% 4.6% 12.6%
3倍〜 31.2% 8.7% 14.9% 10.5% 19.9%
4倍〜 16.6% 9.5% 17.0% 19.8% 14.7%
5倍〜 14.0% 23.2% 21.3% 27.9% 19.3%
6倍以上 14.5% 56.8% 42.5% 37.2% 33.4%
世帯年収倍率の平均 4.2倍 6.2倍 5.7倍 5.7倍 5.2倍


(2)年収区分別、世帯年収と世帯主年収の分布

 世帯主年収においては、1000万以上が20.7%、800万〜999万が23.7%と、両方併せると、800万以上は約4割強(44.4%)である。建売分譲で600万〜799万が高い割合を示しているが、おおむね均等化されている。
 世帯年収においては、1000万以上が3分の1を占め(合計平均34.3%)、特に、土地取得+注文住宅と分譲マンションで4割近い割合である。800万以上みる土地取得+注文住宅は63.7%、分譲マンションが56.9%、戸建て注文住宅が56.4%であるのに比較して、建売分譲は49%である。

(図表6 年収区分別、世帯年収と世帯主年収の割合)
  600万未満 600万〜799万 800万〜999万 1000万以上
戸建て注文住宅 20.7%
26.8%
22.9%
30.3%
25.5%
24.8%
30.9%
17.5%
土地取得+注文住宅 11.8%
23.2%
25.5%
30.4%
24.1%
23.2%
38.6%
23.2%
建売分譲住宅 17.0%
21.3%
34.0%
38.3%
21.3%
23.4%
27.7%
17.0%
分譲マンション 22.1%
26.7%
20.9%
24.4%
17.4%
20.9%
39.5%
27.9%
合計 17.7%
25.2%
24.3%
30.4%
23.7%
23.7%
34.3%
20.7%
注)上段左側が世帯年収の割合、下段右側が世帯主年収の割合


(3)住宅取得金額と住宅の区分

 建売分譲が4000万円台に集中しており、分譲マンションが3000万円台と5000万円台に2極化し、土地取得+注文住宅は4000万円以上に均等に分布している。

(図表7 住宅の区分別、住宅取得金額)
  戸建て注文住宅 土地取得+注文住宅 建売分譲住宅 分譲マンション 合計
3000万未満 46.8% 4.5% 4.3% 12.8% 25.5%
3000万〜 31.5% 14.1% 27.7% 30.2% 25.4%
4000万〜 14.3% 23.6% 40.4% 7.0% 18.3%
5000万〜 4.1% 22.3% 17.0% 26.7% 13.9%
6000万〜 2.5% 15.0% 10.6% 17.4% 9.1%
7000万以上 0.6% 20.5% 0 5.8% 7.8%
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