まちなみに配慮した住まいづくり
 −部位別提案手法マトリックス−
「公共公益・1.道路空間」-「III.楽しみ・地域特性を活かす」

舗装を変えたり、街路樹を植えたり電線類を地中化すると、まちなみ空間は見違えるほど良くなる。
既成市街地には位置指定道路による行止まり道路や4mに満たない道路も多く見かける。道路空間を拡幅するだけでなく積極的に見直すと、建物や外構のさまざまな手法が生きてくる。
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具体的手法
用語解説
素材(舗装)を工夫する
 適用分類:−
改善レベル:改築レベル
隅田川の花火大会をイメージした舗装で、地域性を際立たせる(墨田区向島)
改善レベル:改築レベル
瓦をデザインモチーフとした道路(世田谷区用賀プロムナード)。質感と色、短歌を彫りこんだ瓦をアクセントに。遊歩道のようでもあるが、車が通行する部分もある

サイン・看板をデザインする
 適用分類:−
改善レベル:DIYレベル
飛行機の絵柄のマンホール蓋。地域にゆかりの事象をモチーフにして楽しめる
改善レベル:DIYレベル
地名の由来を記したプレートと現在の住居表示。どちらも、地域を知る重要な表示であるが、もう少しアイデアが欲しいところ
改善レベル:DIYレベル
案内表示を絵柄にしてタイルに焼付けている。この方法も道路の舗装材や表現したい事象によってさまざまな工夫が出来そうである

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