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タブノキ 樹齢200年以上か 街区景観にとても重要 保全の方向で考える |
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●まちなみ配慮のポイント |
JR鎌倉駅より徒歩5分、源氏山を背景に銭洗弁天へと連なる道で、鎌倉百選に選ばれる生垣や土塁、門扉が立ち並ぶ鎌倉らしいエリアとして残った貴重な土地に計画。
この地の歴史を見つめてきた樹齢約200年のタブノキを残し、樹勢回復の治療を施している。
今では採掘することのできない鎌倉石の石垣を積み直し、土塁・生垣を再構築し、門扉を作ることで、和風の街並みとの融合を図った。
約1,500m²(約950坪)ある区画を5区画に分割し、ゆとりある敷地として間口も大きくとるように分割した。上記のタブノキを擁する1号地は、タブノキを残す為に建売計画とし建物も60度曲げて計画した。その他、建築条件付区画も含め、道路側は平庭を設け、道路との距離をはかり、軒深い寄棟や入母屋屋根鋼板葺の庇などそれぞれの建物に変化をつけながらも、まちなみに配慮した計画とした。
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