

このようなライフスタイルを顕著に思考するのは二人世帯が多いです。夫婦のみの世帯数の変化を見ると、50代以降の増加率も高いですが、20代30代の世帯数も増加しています。今後も増えていくでしょうから、夫婦二人の世帯について考えてみたいと思って
います。単身世帯数は世代に関わらずまんべんなく増加しています。そのなかでも女性の単身世帯も増えています。実際、首都圏にあるマンション購入者の世帯別の割合をみると、近年増加傾向にあるのは夫婦のみの世帯が伸びていることがわかります。
・東京23区への流入増加。千葉・埼玉は流出増加 夫婦のみの世帯とシングル女性の動向を詳細に見ていきます。東京23区に関しては夫婦のみの世帯は都心に回帰しており、子供がある世帯は流出傾向にあります。また、シニアカップルは流入傾向にあります。子供がいる世帯は都心から離れ、子供がいない世帯は都心回帰の傾向にあると言えます。東京都下・神奈川は若干増加傾向にあります。千葉・埼玉は流出が増加傾向にあります。
・購入価格 首都圏のマンションに関して、夫婦のみ世帯では約3800万円、シングルの女性は約3500万円です。これは平均収入の5倍弱です。欧米諸国に比べると、もう少し安い住宅があっても良いでしょう。賃貸マンションだと、月12万円で60u程なので、分譲マンションが売れています。
・専有面積 広さは徐々に広くなる傾向があります。今の生活スタイルだと、夫婦それぞれの個室といったニーズが高いので、部屋数が結構必要です。シングルの女性でも2LDK・3LDKを志向する傾向があります。新築だと夫婦のみの傾向だと3LDKが圧倒的に多いです。
・購入重視条件 シングルの女性の条件は、他の世帯よりもかなり厳しいと言えます。ペットを飼いたいと思っている世帯は多いです。
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