・被験者の属性 ＜被験者の属性＞ 被験者の属性を説明します。今回の被験者は６人でいずれもこの地区（船場・堀江）に関係しています。No.04のみが男性で残りは女性です。年齢は２０代が中心で，学生２人(no.03,05)と自分で商売をされている人が２人(no.02,04)，OＬが一人(no.06)，フリーター(no.01)が一人となっています。被験者の数は少ないですが，タイプのハッキリとした６人であるといえます。顔見知りの数は，生まれも育ちも堀江であるno.3が５０名とダントツで，親しい人の数も１０名と多くいます。no.02,04も商売をしている関係上，知り合いはそこそこいます（この人数からは仕事上の付き合いは省略しています）。外食についてみると，ほとんどの人が昼間は外食です。夜も外食と答えた人が２人います。この地域で働いている４人は，働きやすい環境と思っており，また，ほとんど全員が船場・堀江地区を好きと答えています。 ・被験者の居住地と活動拠点 被験者 自宅の場所 ←移動手段→ 職場あるいは 大学 ←移動手段→ 主な活動拠点 no.01 フリーター(24) 南船場 自転車 堀江 自転車 堀江・心斎橋 船場・梅田 no.02 自営業(27) 堀江 自転車 南船場 自転車 心斎橋 no.03 大学生(21) 堀江 電車 西宮 （４５分） 自転車 堀江・心斎橋 難波・船場 no.04 自営業(31) 福島 （１５分） バイク 自動車 南船場 バイク 堀江 千日前・船場 no.05 学生(23) 北大阪 （４５分） 電車 堀江 電車 梅田・三宮 no.06 ＯＬ(22) 奈良 （６０分） 電車 南船場 徒歩 自動車 心斎橋 難波・船場   寝る場所   日中の大半を 過ごす場所   飲食・買い物など ＊（分）は南船場・堀江地域からのおおよその時間 ＜居住地と活動拠点＞ 居住地と活動拠点を見てみました。活動拠点を色にしています。黄色は南船場、オレンジ色は堀江、緑色はミナミやキタといった大阪の代表的な繁華街を表しています。それ以外の場所は水色です。no.01〜03はこの地区（南船場・堀江）に住んでおり，no.04〜06はこの地区で働いています。no.01は自宅が南船場で、アルバイト先が堀江にあります。no.02は自宅が堀江で古着屋を南船場で経営しています。no.03は、自宅が堀江で西宮の大学に通っています。no.04は自宅が福島で古着屋を南船場で経営しています。no.05は北大阪から堀江にある専門学校に通っています。no.06は奈良から職場のある南船場に通っています。この表を見ると、主な活動拠点は、自宅周辺か職場周辺と言うことができますが、no.05のみ自宅や学校周辺と関係が薄い地域を活動拠点にしていることがわかります。また、都心居住者は移動手段に自転車を利用していることが分かります。 1  2  3  4  5  6  7  次ページへ   ライフスタイルとすまいTOP