イスから考える住まい・まちづくり PART1 | |
小澤 紀美子 | |
●学習のねらい
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現代の生活では家庭内の創意工夫だけでは成り立たず、何らかの形で工業化製品を生活に取り入れている。そこで私たちの身近に接している製品がどのように作られているかをその生産工程にまで発想を広げ、技術のおもしろさを考えさせます。 |
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●対象
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中学校技術・高等学校(工業高校)〜大人 | |
●ポイント
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不断何気なく使っているイスから身体と人との関係、空間との関係を知り、想像力の翼を広げ、発想力を豊かにしてくれます。 | |
●材料
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スケール、紙、パソコン<インターネット> | |
◇学習の流れ | |
(1)生徒の自宅にあるありとあらゆるイスの寸法測定を自宅学習でさせる。 <考える>
<調べる> |
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*イスにはさまざまな機能があること学ばせ、そのイスを配置する空間との関連性を知る。例えば、くつろぎのイスと作業を行う時に用いるイスでは形態がことなり、より一層、身体との関係を知ることができる。 <調べる> 例えば、ドアを開けたとき二人がどこに立ち、どれだけの空間が必要かを教室のドアで実践してみる。 さらにくつろぎのための部屋と作業を伴う部屋(例えば台所)では空間の「ゆとり」が異なることも知る必要がある。 |